ここはチラシの裏
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音楽の話題になるたびに少しめんどくさい気分になります。人の好きな音楽の話を聞いているのはいいのです。楽しいから。自分の知らない良い楽曲にたくさん触れることができますし。でも、自分の音楽の趣味を人に話すのは、はじめっから理解されないのがわかっているような気がして、あまり楽しくないの です。
昔は、スピッツばかり聞いていました。自分が持っているアルバム(「スピッツ」と「Crispy!」以外の、「スーベニア」まで全部)の中に入っている曲の歌詞は大体暗記しています。今でも割と好きですが、もうたまにしか聴かなくなってしまいました。これは好きな音楽というのは、ちょっと後ろめたい気持ちがあります。昔とは好きな曲も少し変わって、「ハヤテ」とか「ベビーフェイス」、「渚」とかが好きになりました。「ロビンソン」あたりが一番好きだったあの頃の感じはもう戻ってこないのだ…!
後はサイモン&ガーファンクル。「Sound of Silence」とか「Mrs. Robinson」の人です。中学生のときに英語の勉強代わりに聴いてましたが、歌声がきれいなことと、歌詞の内容が自分の気分とすごくあっていることに 気がついて、とても好きになりました。こっちは今でも昔と変わらず好きです。「Scarborough Fair」とか「America」とか聴いてると涙出てきますし、「Blessed」や「A Most Peculiar Man」を聴くととても心が落ち着きます。でもこんなの共感してくれそうな人、ほとんど見たことありません。みんな生きるの楽しそうだもんなぁ…。
そして今何を聴いているのかというと、ゲーム音楽。ゲーム音楽愛好家というと、昔やったRPGのオープニングとかラスボスとかの曲聴いて少年時代を思い出して泣いてる人が多いような気がしますが、私はそういうタイプではなくて、ほとんど当のゲームをやったことがありません。中には、ほかの人がプレイしている映像すら見たことのないものもあります。ニコニコなどで聴いていいなと思ったのがたまたまゲーム音楽だった、という感じでゲーム音楽が好きなのです。ほかのたいていの人は、ゲームを実際にやったりあるいはほかの人がプレイした動画を見たりして、その記憶と結びつけてゲーム音楽を楽しんでいると思うので、あまりそういった人たちとも盛り上がれそうにないのです。
そう、私の音楽の好みは、たぶん理解されないのです。これが、私が自分の音楽の趣味を人に話しにくい理由です。音楽の話を振られるたび、私はこの感情のやり場に困っています。というわけで、自分の好きなゲーム音楽を10曲ほど選んで、思い出した順にまとめて、メッセージボトルに詰めて、電子の海に投げ込んでおきます。誰かに届けこの想いオラァ!
・Theme of Laura (サイレントヒル2)
絶対に外せない一曲。サイレントヒル2のオープニング曲であり、物語全体を象徴するテーマ曲でもある。泣き叫んでいるような印象の、とても悲しくて痛ましくて切ない曲。
・Fly in the Freedom (ソニックアドベンチャー2)
ルージュのテーマ。ソニックアドベンチャー2ではほかに「Escape from the City」や「Live&Learn」が人気ですが、こっちのほうがもっと好き。海外女性ボーカルの、都会的で、少ししっとりめの曲に弱いの。全く関係ないけど、「Live&Learn」の「自分の~ハゲが見~えて困る~」の空耳は、個人的に全空耳中1位2位を争うレベル。「さびしい夜は~茶の湯をミサイル~」も高得点。純粋にリブ&ラーン好きな人ごめんなさい。
・つよがり魂 (みんな大好き塊魂)
歌っているのはキリンジ。あんま違和感無い。歌詞は正につよがりですが、皆さんの周りにもこういう人、いませんか?独特の浮遊感と歌詞のおかげでとても不安になるけど、でもそんな不安な気持ちを誰かと共有できるようで安心する、そんな一曲。ちなみにキリンジの兄のほうは元ナムコ社員。有名な話だけど。
・Your Vibe (R4)
みんな大好きYour Vibe。私も好きです。後半の開放感と動き出すベースで痺れる。はじめてイヤホンで聴いたときは震えた。マジで。
・Silhouette Dance (R4)
ピアノのメロディーをタイトなリズムで刻むきれいなドラムンベース。Your Vibeと同様、最後の開放感が素晴らしい。ちなみに、つよがり魂から三曲連続で境亜寿香女史の作曲(編曲)によるもの。女史はR4のサントラのライナーノーツに「当時は入社したばかりでどんな曲を作っていいのかわからず困った」という趣旨のことを記していますが、R4で彼女が手がけた曲は、そんなことまったく感じさせないくらい、どれも良い曲ばかりです。
フィルターディスコ。少しずつ変化しながら盛り上がっていく感じがたまらない。作曲の大久保博氏はこういう、曲の盛り上げ方がとても上手いんですよね。「Pearl Blue Soul」等、氏の曲には他にも好きな曲がたくさんあります。
・Samurai Rocket (リッジレーサー5)
ナムコの名作アクション「源平討魔伝」のサウンドがロックにアレンジされて復活。おっおっお(^ω^)。こういうの聴くと、ナムコって愛されてるなぁって感じる。ほかにも「Synthetic Life」とかあるし。
・Mellow Curves (リッジレーサーズ2)
あんまり聴き込んでないので書けない… でも好き… 許して…。
・Down to Earth (リッジレーサー7)
リッジ7で1、2位を争うくらい好きな曲。曲の後半、音が少しずつ追加されて加速していく感じがたまらなく好き。ちなみに、検索すると某ディズニーアニメの同名の曲が多数ヒットします。
・Supercruiser (リッジレーサー7)
リッジ7で上の曲と1、2位を争うくらい好きな曲。作曲は韓国の作曲家ESTi。夜景のきれいなところ、きらびやかな都会で聴くといい感じ。リッジシリーズの曲はそんな感じのが多いけど、この曲は特にそうだと思う。
以上、全く自重しないゲーム音楽選でした。怒涛のナムコ&リッジ。ほかの人のこの手の記事を見るととてもバランスよく選ばれていてすごいなあとおもう。ぼくにはとてもできない。一応、他にもカービィ64のもろもろだったり、もじぴったん大辞典のもろもろなど、好きな曲はいっぱいあるのですが、もろもろの事情により泣く泣くカット。すまぬ… すまぬ…。あ、もじぴったんもナムコだった。
上に挙げた曲は、ここでは特にリンク等はしませんが、たいていはググれば普通に見つかるので、もし興味のある方がいらっしゃいましたら、各自調べてみてください。
そういえばゲーム音楽以外ではくるりとかキリンジとか聴こうと思ってるけど、まだまだにわかなのであんまりおしゃべりできません。特にキリンジは危険。女の子に教えるともれなく自分より詳しくなって帰ってきます。知ってる。I know that…
そして曲紹介よりも前置きのほうが長いというね…